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福島県立医科大学による福島医薬品関連産業支援拠点化事業説明会

6/9(水)福島県立医科大学による福島医薬品関連産業支援拠点化事業説明会を復興庁にて行い、その後自由民主党下村博文政務調査会長へ説明を行いました。世界で唯一のシステムである「タンパク質マイクロアレイシステム」を用い、新型コロナウイルス感染症の回復者の血液を検査したところ、IgG抗体に加え、IgA抗体の取得に成功。IgG抗体は主に血液中に存在するものですが、IgA抗体は腸管や気道などの粘膜に多く存在しています。抗体医薬品の開発は、これまで全てIgG抗体を用いたものでありましたが、このIgA抗体を活用することで、医師による注射によらずとも、個人で鼻や喉に噴射して抗体を得る医薬品が開発できる可能性があります。感染症の予防に加えて治療にも資する医薬品の開発を目指しています。

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