本日3月11日、あの悲劇に見舞われた東日本大震災からちょうど10年が経ちました。あの時、私は落選中でした。
震災翌日、津波にのまれ車の中から見つかった南相馬の物言わぬ菅野さん(当時、地区の後援会長で町会長)と対面しました。菅野さんは、すぐ起き上がって「おめえ、頑張れよ!」と言いそうな表情でした。その時から、私にできることは全部やろうと決意し、必死で働いてまいりました。今日に至るまで多くの問題点や矛盾が立ちはだかりましたが、地道で長い道のりを一歩ずつ進んでまいりました。
政務官や副大臣として働きながら、多くを学ばせていただきました。その中で、形や組織ではなく、それらを超えて困っている人たちのために行動し、政策を実現させることが大切であると学びました。このコロナ禍でも日本人は負けないと確信いたしました。
あらためて、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、新たな情熱と信念を持って、国家、国民のために働くことをお誓い申し上げます。
亀岡 偉民
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