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【国際会議】第147回IPU(列国議会同盟)会議 

November 2023

第147回IPU会議は、令和5(2023)年10月23日(月)から27日(金)までの5日間、アンゴラ・ルアンダにおいて開催されました。日本国会代表団は衆参議員あわせて6名で構成し、団長として会議に参加してまいりました。

IPU公式ページはこちら(英語、フランス語)

IPU(列国議会同盟)会議とは

IPU(列国議会同盟)は、明治22(1889)年に各国議会により構成される国際機関として設立され、現在、世界の179か国・地域が加盟している(日本は明治41(1908)年加盟)。日本国会(衆参両院)は、第二次世界大戦による活動停止を経て、昭和27(1952)年に復帰し、以降IPU本部の所在するジュネーブや加盟国で開催される定例会議(毎年2回(春・秋))に代表団を公式に派遣している。

衆議院ホームページより引用

私は、団長として本会議の「平和、公正及び強固な制度(SDG16)のための議会行動」をテーマとした一般討議において演説を行い、SDG16の根底にあり、国際秩序の基盤をなす「法の支配」を支える国際機関への信頼を損なうような動きや偽情報の流通に懸念を示しました。本年8月に開始された福島第一原子力発電所のALPS処理水の海洋放出について、IAEAによって信頼性と安全性が客観的に証明されているにも関わらず一部の国では理解が得られていない現状に触れ、我が国が高い透明性を持って国際社会への丁寧な説明を引き続き行っていくことを表明すると同時に、各国が国際機関への信頼を積極的に醸成していく必要性を強調しました。

会議終了後、処理水についての発言において多数の国の代表に発言へのご賛同をいただきました。

演説時の様子
3:45:15~演説の様子をご覧いただけます。

二国間(バイ)会談

会議期間中、様々な国々の代表団や要人と会談又は昼食会を行い、各国との交流を深めました。

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