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(仮称)医農食地域活力推進プロジェクト発進

福島県の復興「光の部分」において、世界に冠たる福島をつくるためにこれまでも様々な取り組みを続けてきたが、その成果のひとつとして福島県立医科大学トランスレーショナルリサーチセンター(TRセンター)の持つタンパク質マイクロアレイ技術により、畜産物の持つ免疫力の指標となる抗体のパターン(抗体プロファイル)を評価できるようになった。福島県産の牛乳・鶏卵が良好な抗体プロファイルを持つことが明らかになりつつある。抗体を豊富に含む食品を摂取することで、人間自身への経口受動免疫効果(消化管に抗体が存在することによる感染症予防効果)が期待される。 そこで、免疫力強化に資する良好な抗体プロファイルを持つ牛乳・鶏卵を軸として福島県産農畜産物を活用した、六次化産業を興し地域振興を図ることなどが参加者より提案され、それらの実現化を目的としたプロジェクトを発進させた。福島県立医科大学・福島大学・福島学院大学が連携して地域振興を進めていくために具体的な事業を今後進めていくことを予定(お願い)している。

3大学関係者の他にもJA福島中央会、復興庁、経済産業省、そして福島相双復興推進機構(官民合同チーム)の皆様にも同席いただいた。

この事業がいずれ大きく育ち福島から日本のみならず世界へ羽ばたく一助となればと強く願い、今後もプロジェクトを進めていく。

※会場の暖房設備の不良でコートを着用しての会議となりました。

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