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2011年東日本大震災手記(当時のメモ)改めて語る 東日本大震災ドキュメント4

自由民主党「奪還の会」が立ち上がる
党をあげた被災者支援
自由民主党は、平成21年8月の衆議院議員総選挙で
民主党など野党に大敗を喫し、
野党に転落することとなった。
私も力不足で議席を失ったが、
国のためにもう一度働きたい
という情熱と信念を持った仲間とともに、
新生自民党を創るべく、
同年9月15日に私が発起人となって
「奪還の会」を立ち上げ、活動をしてきた。
この奪還の会メンバーが、
震災から一週間後の3月18日に集まり会議を持った。
メンバーがすぐにでも被災地に行き
何日でも手伝うと言ってくれた。
また、党から出席した石破茂政調会長(当時)が
「いつでも行く」と言ってくれた。
私達奪還の会メンバーがひとつになって、
「政治屋」ではなく
国民の為に働き続ける「政治家」
として頑張ることを誓い合った。
落選して苦しい中でも何でも何日でも
お手伝いすると言ってくれた仲間にもあらためて感謝である。
このあと東京電力に行き、
原発を封じ込めるべくドイツからの提案も含めて申し入れをした後、
自民党本部で必要な救援物資を積んですぐ福島に戻った。
新たな勇気がわいてきた日であった。
翌3月19日午後に菅直人総理(当時)が突然、
谷垣禎一総裁に電話で入閣要請をしたらしい。
あまりにも上から目線の菅総理の行動に
私は思わず人間性を疑い、唖然とした。
野党党首を内閣に入れるなどということを、
どさくさまぎれになしくずしにやってしまっては、
政治そのものがおかしくなる。
災害に対しての協力支援は、
被災地にいる私が見ても自民党が一番よく頑張ってくれている。
アドバイザーでもよいから現地にいる
私を入れて欲しいと思った。

3/18 自民党本部に集まった奪還の会のメンバー 久しぶりにスーツを着用した

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