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東北ブロックの新たな広域道路交通ビジョン・計画の策定について

国土交通省東北地方整備局で開催された「東北地方幹線道路協議会」現時点での道路交通の将来像、長期目標にについて示されましたので資料を共有させていただきます。

国土交通省では、地域の将来像等を踏まえ、広域的な道路交通の今後の方向性を定める「新広域道路交
通ビジョン」を策定することとしており、さらに、このビジョンを踏まえ、概ね20~30年間の中長期的な視点
で検討を進め、「新広域道路交通計画」を策定することとしています。

国土交通省河川国道事務所HP プレスリリースより http://www.thr.mlit.go.jp/Bumon/kisya/kisyah/images/87384_1.pdf

(1)地域や拠点間連絡の強化
〇日本海・太平洋2面活用を強化する物流ネットワークの構築
アジアユーラシアダイナミズムを取り込み、国際競争力を強化する為、
日本海側、太平洋側の連携強化、主要な都市、物流拠点間のアクセス強化が必要。
⇒高規格道路により構成される格子状ネットワークのミッシングリンクの解消、高規格道路と一体となり、広域的な物流ネットワークを形成する直轄国道等の4車線化等による機能強化、信頼性の向上を推進する。
口交通拠点へのアクセスと広域観光ルートの形成
東北地方が持続的に発展していくためには、豊富な自然、歴史・文化資源を最大限活用し、国内・インバウンド観光を取り込むことが必要。
⇒交通拠点と主要な都市のアクセス強化による観光客の利便性向上、高速道路のナンバリング、道路標識等の英語表記などによるイン)[ ウl ンド対応を推進する。
⇒広域的な道路ネットワークを活用した広域周遊観光ルートの形成を
推進する。
(2)災苫に強いネットワークの確保
口災害に強い多重性、代替性を持つ道路ネットワークの形成
東日本大震災や水害、雪害等、様々な災害の経験から、多重性、代替性の高い道路ネットワークの重要性か再認識された。また、様々な災害において「道の駅」が救助活動の拠点として利用されており、「道の駅」を含めた防災拠点へのアクセス性向上が必要。

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